Ｃ大阪は１１日、小菊昭雄監督が期間満了に伴い今シーズンをもって退任すると発表した。
今季は、クラブ創設３０周年でＪ１初優勝を目標に掲げ、就任４年目を迎えていた。４月には開幕８試合負けなしと好スタートを切り、首位にも立ったが、７～９月には４連敗を含む８試合勝ちなし。苦しい期間が続いた。リーグ戦は残り５試合で首位・広島に勝ち点差１７をつけられて７位。優勝の可能性はなくなっていた。
小菊氏は滝川二（兵庫）、愛知学院大を経て１９９８年からＣ大阪に職員で在籍。スカウト時代には後に日本代表のＭＦ香川真司を発掘した。２０２１年８月、コーチから監督に昇格。Ｊ１で同年は１２位、２２年は５位、２３年は９位。ルヴァン杯では２１、２２年に２大会連続で準優勝した。