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矢吹正道2年半ぶりの世界戦へ計量一発クリア「不屈の闘志で最後までリングに」IBF世界ライトフライ級

スポーツ報知 2024年10月11日 13時21分

◆プロボクシング▽IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦(12日・愛知県国際展示場)王者シベナティ・ノンシンガ(南ア)―同級2位・矢吹正道(LUSH緑)

 前日計量が11日、名古屋市内のホテルで行われ、IBF世界ライトフライ級王者のノンシンガ(南アフリカ)、挑戦者で同級2位の矢吹正道(LUSH緑)ともに48・7キロで一発クリアした。

 いかつめのサングラスをかけて登場した矢吹は「今まで長くチャンスを待っていた。やっと来たなという印象。今はノンシンガ選手に勝つことだけを考えている」と意気込んだ。

 21年9月に当時のWBC世界同級王者・寺地拳四朗(BMB)に9回TKO勝ち。世界初挑戦奪取したものの、22年3月の初防衛戦で寺地に3回TKO負け。23年5月にはアキレスけんを断裂し、苦しいリハビリ時期を乗り越え、2年7か月ぶりに世界挑戦を手にした。「お互い似たようなタイプ。必然的にKOになるかなと思う。不屈の闘志で最後までリングに立っています」とベルト奪取を誓った。

 一方、王者は「今回初防衛戦。夢がかなった。自分の力を出すだけ。リングに上がって、防衛して、家族に会いたい。KOよりも勝ちに徹します」と決意表明した。

 通算成績は矢吹が16勝(15KO)4敗、ノンシンガが13勝(10KO)1敗。当日はABEMAで全試合無料生中継される。

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