Infoseek 楽天

「虎に翼」伊藤沙莉、紅白歌合戦で初の司会 2年連続の有吉弘行&橋本環奈、鈴木奈穂子アナの4人 史上初の朝ドラ前後期ヒロイン共演

スポーツ報知 2024年10月11日 14時5分

 NHKは11日、今年の紅白歌合戦の司会者を発表した。2024年前期の朝の連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインを務めた女優の伊藤沙莉と、2年連続となるタレントの有吉弘行と女優の橋本環奈、そして同局の鈴木奈穂子アナウンサーに決まった。伊藤と鈴木アナは初で、有吉は2年連続2回目、橋本は2年連続3回目。橋本は現在放送中の朝ドラ「おむすび」で主演を務めており、朝ドラの前期後期主人公が司会として共演するのは紅白史上初となる。

 紅白歌合戦の公式サイトで発表された。初の司会を務める伊藤は「本年前期の連続テレビ小説『虎に翼』の撮影時に、スタッフさんやキャストの方々から司会あるかもね、なんてお話をしていただく度に『あるのかな、いや、ないない』『え、もしかして、いや、』みたいなことを言ったり考えたりしていましたが、まさか本当に現実になるとは想像もつかず、未だに不思議な気持ちでおります。ですが、こうしてコメントを書きながらジワジワと実感してきて、本当にとても有り難く光栄なことだと改めて深く感じております」と感激のコメントを寄せた。そして「音楽は私の人生において、ご機嫌な時も、気分が落ちて頑張れそうにない時も、ここぞって時も、どんな時でもそばで自分を支え、癒やし、奮い立たせてくれるような、なくてはならない存在です。どの曲も誰かにとっての支えだったり癒やしだったりすると思います。そういう大切なものを、皆様と共有できる時間が今からとても楽しみです。私は司会というお仕事は全く経験がなく、何ができるか自分でも大変未知数ではございますが、紅白歌合戦司会の先輩方を見てとにかくできることを精一杯頑張りたいです。よろしくお願いいたします」とメッセージを寄せた。

 今年のテーマも発表され、「あなたへの歌」に決まった。今年の紅白歌合戦実施本部長・矢島良氏は「視聴者のみなさん、おひとりおひとりにとって大切な歌、心に寄り添い、励まし、支えとなるような歌を、放送100年にあたる2025年を目前に控えた大みそかに、しっかりとお届けする紅白歌合戦にしたいと思っています。そんな一年の締めくくりにふさわしい素晴らしい方々に今年の司会をお願いする事にしました」とコメント。伊藤の起用理由について「2024年度前期連続テレビ小説『虎に翼』の主人公として視聴者のみなさんに親しまれ、今年最も注目を集めた俳優のおひとりです。初めての紅白出演で、初めての司会ですが、寅子のような明るさとポジティブさで紅白に新たな息吹をもたらしてくださることを確信しています」と説明した。

 また橋本に関しては「現在放送中の後期連続テレビ小説『おむすび』で、主人公・米田結を演じ、日本全国へ明るい笑顔を届けていらっしゃいます。紅白の司会は、今回で3度目となりますが、今年も司会進行のみならず、抜群のエンターテインメント力をいかして、様々なシーンで紅白を大いに盛り上げていただきたくことを期待しています」とし、「実は、"朝ドラ"の前期後期主人公が司会としてそろい踏みとなるのは、“紅白史上初”のことです。明るく希望あふれる未来につながる最高のエンターテインメント、第75回紅白歌合戦をぜひともお楽しみください」と呼びかけた。

 【伊藤沙莉コメント】

この度、第75回紅白歌合戦司会を務めさせていただく事になりました。伊藤沙莉です。本年前期の連続テレビ小説「虎に翼」の撮影時に、スタッフさんやキャストの方々から司会あるかもね、なんてお話をしていただく度に「あるのかな、いや、ないない」「え、もしかして、いや、」みたいなことを言ったり考えたりしていましたが、まさか本当に現実になるとは想像もつかず、未だに不思議な気持ちでおります。ですが、こうしてコメントを書きながらジワジワと実感してきて、本当にとても有り難く光栄なことだと改めて深く感じております。

音楽は私の人生において、ご機嫌な時も、気分が落ちて頑張れそうにない時も、ここぞって時も、どんな時でもそばで自分を支え、癒やし、奮い立たせてくれるような、なくてはならない存在です。どの曲も誰かにとっての支えだったり癒やしだったりすると思います。そういう大切なものを、皆様と共有できる時間が今からとても楽しみです。私は司会というお仕事は全く経験がなく、何ができるか自分でも大変未知数ではございますが、紅白歌合戦司会の先輩方を見てとにかくできることを精一杯頑張りたいです。よろしくお願いいたします。

 【有吉弘行コメント】

この度、第75回NHK紅白歌合戦の司会を務めさせていただきます。正直、一回きりだろうなと思っていたので、ビックリしたのと同時にすごく嬉しかったです。去年は初めての司会でめちゃめちゃ緊張してしまい、「こうやればよかった」とか後悔も色々ありました。今回こそリラックスして楽しめるように心がけたい…と言いながら既に緊張しています。今年は橋本環奈さんと伊藤沙莉さん、すごく頼りになる2人なので安心しております。去年は、司会をしながら紅白のステージで歌うというとても貴重な経験ができたので、今年は踊ってみたいですね。そこまでの余裕はないかなと思いつつ、2回目の司会を楽しく、一生懸命にやっていこうと思います。

 【橋本環奈コメント】

この度、三年連続となる紅白歌合戦の司会を務めさせていただく事になりました。今年は連続テレビ小説「おむすび」の主人公も担いながらという事もあり、心より嬉しく光栄に思います。

本年の紅白も素晴らしいアーティストの方々によるパフォーマンスがステージ上で繰り広げられる事と思いますが、私も視聴者の皆様とともにそのパフォーマンスを楽しみ、感動を共有しその熱気や迫力をしっかりお届けしたいと思います。歴史と伝統ある「紅白歌合戦」、有吉さん、伊藤さんとともに2024年も明るく楽しく、そして視聴者の皆様にとってより良い新年を迎えられるよう、精一杯尽力させていただきます!

この記事の関連ニュース