歌舞伎俳優の中村歌昇が、二人芝居「～Ｆａｌｌａｉｔ ｐａｓ ｌｅ ｄｉｒｅ～『それを言っちゃお終い』９．」（１１月１９～２４日、東京・六本木トリコロールシアター）に出演することが１１日、発表された。
原作の現代劇は、フランスを中心にヨーロッパで繰り返し上演されている人気作。日本での上演は９回目となる。
今回は歌昇と、声優としても活躍する気鋭の女優・紡木吏佐、和久井優、小山百代、矢野優花の４人が日替わりで共演する。
歌昇は、播摩屋一門の花形立役。１９９４年に５歳で初舞台を踏み、２０１１年四代目・中村歌昇を襲名。１５年ＴＢＳ系ドラマ「下町ロケット」、２３年映画「犬、回転して、逃げる」「お前の罪を自白しろ」など、テレビや映画にも出演。来年３月５日～３月２３日には、石川・能登演劇堂にて行われる吉岡里帆、蓮佛美沙子の二人芝居「まつとおね」で初演出を務めるなど、活躍の場を広げている。