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ロッテ・佐々木朗希に米10球団がネット裏に座席確保 「最初から出し切ってつなげたい」CS第1S日本ハム戦へ自信 

スポーツ報知 2024年10月12日 5時40分

 「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」の第1ステージ(S)が12日からエスコンで始まる。

 万全の佐々木朗希投手(22)が先陣を切り、下克上ロードをスタートさせる。11日はエスコンのマウンドで14球を投げ、傾斜を確認。21、23年に続いてCS初戦を託された最速165キロ右腕は「そこ(初戦)しか投げたことがないので。勝っても負けても明日があると思って、開き直ってやりたい」とサラリと言った。

 昨年のCS第1S(対ソフトバンク)は左脇腹肉離れからの復帰登板で3回完全。吉井監督は「(前回は)リハビリみたいな登板。今年はフルで投げられる状態なので全然違う」と力説した。今季の日本ハム戦は5戦未勝利に終わったが、指揮官は「朗希にもこういう場面をいつか与えたかった」とベストな状態なら克服できると信頼を寄せた。

 昨オフにメジャー移籍を希望したとみられ、5年目の今季は登板時にメジャー関係者が密着。来季から米挑戦となれば、11日が日本での最終登板になる可能性もある。すでにネット裏に米10球団分の座席が“確保”されるなどメジャーの注目度も高い。「最初から出し切って、次の投手につなげたい」と今はチームの勝利だけを見つめる朗希が、苦手を克服して王手をかける。(竹内 夏紀)

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