◆プロボクシング▽ＩＢＦ世界ライトフライ級（４８・９キロ以下）タイトルマッチ１２回戦（１２日・愛知県国際展示場）王者シベナティ・ノンシンガ（南アフリカ）―同級２位・矢吹正道（ＬＵＳＨ緑）
プロボクシングの元ＷＢＣ世界ライトフライ級王者でＩＢＦ世界同級２位の矢吹正道が１２日、愛知・名古屋市内のホテルで当日計量を行い、５３・２キロで一発パスした。２年７か月ぶりの世界戦を前に矢吹は「ワクワクしているのが一番強い。やっときた」と闘志を燃やした。
日本では異例となる両者、別会場で当日計量を行うことになり、愛知・常滑市内で計量した王者・ノンシンガは５２・７キロだった。初防衛戦前に「赤ちゃんのようによく寝られた。すごくいい気分で準備は万端です。日本のファンにいい試合を見せます」と意気込んだ。
当日計量は規定体重（４８・９キロ）の１０ポンド（４・５キロ）増（５３・４キロ）まで認められる。１１日の計量では王者・ノンシンガ、矢吹ともに４８・７キロだった。