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大谷翔平が大一番で4打数無安打3三振 ダルビッシュ&苦手左腕の前に沈黙…ドジャースはリードで9回へ

スポーツ報知 2024年10月12日 11時29分

◆米大リーグ、地区シリーズ第5戦 ドジャース―パドレス(11日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)、2勝2敗のタイで迎えた地区シリーズ第5戦の本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2点をリードした8回2死走者なしの4打席目は、今ポストシーズンで3打席連続三振を喫し、レギュラーシーズン含めて12打数1安打6三振に抑え込まれていた3番手左腕・スコットと対戦して、空振り三振に倒れた。

 パドレスの先発はダルビッシュ。大谷とダルは、かつては同じ日本ハムの背番号「11」を着けて、自主トレもともに行い、昨年3月のWBCではともに日の丸を背負って侍ジャパンの世界一に大きく貢献した。6日(同7日)の第2戦で対戦した際には空振り三振、一ゴロ、投ゴロと3打数無安打。レギュラーシーズンを含めても今季は試合前の時点で8打数1安打と抑え込まれていた。

 1回表は山本がタティスから空振り三振を奪うなど3者凡退の好発進。1回裏先頭の大谷の1打席目は、本拠地のファンから「MVP!」の大合唱が起こる中、打席に立ったが、フルカウントから内角低めのスライダーに手が出て空振り三振に倒れた。

 ドジャースは2回にE・ヘルナンデスの左翼へのソロで1点を先取。3回1死走者なしの大谷の2打席目はカウント1―1から三飛に倒れた。山本は5回2安打無失点の好投で、勝利投手の権利を持って降板。ベンチでは大谷が頭をナデナデしてたたえていた。6回1死走者なしの3打席目も空振り三振に倒れた。

 ダルビッシュは大谷を3打数無安打2三振に抑えたが、2回にE・ヘルナンデス、7回にT・ヘルナンデスにソロを浴びて7回途中3安打2失点で0―2とリードを許して降板。第2戦に続く2連勝とはならなかった。

 絶対に負けられない戦い。前日の10日(同11日)にドジャースタジアムで行われた会見で大谷は「(第4戦から)2連勝するゲームだと思ってますし、その1勝目を(第4戦に)取ったというだけ。(第5戦は)その後半戦だと思う。(第4戦は)本当に全員でつかみ取った勝利だと思うので、それを継続してできれば必ず勝てるんじゃないかなと思います」と自信を口にした。

 ダルビッシュは第2戦で7回3安打1失点と好投して中4日で大一番に先発。山本は第1戦で3回5失点とKOされてから中5日で先発となった。

 ◆過去のダルビッシュVS大谷(いずれも今季、現地時間)

3月20日 遊ゴロ、右安

4月14日 空三振、三飛、空三振

10月6日 空三振、一ゴロ、投ゴロ

10月11日 空三振、三飛、空三振

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