◆米大リーグ、地区シリーズ第５戦 ドジャース２―０パドレス（１１日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）
ナ・リーグ西地区優勝のドジャースが同地区２位でワイルドカード１位のパドレスを下し、メッツの待つリーグ優勝決定シリーズに３年ぶりの進出を決めた。２勝２敗のタイで迎えた最終第５戦で完封勝ちした。
「１番・ＤＨ」で先発出場した大谷翔平投手（３０）はパドレス先発のダルビッシュ有投手（３８）の前に空振り三振、三飛、空振り三振と沈黙。８回も３番手左腕・スコットから空振り三振と４打数無安打に終わったが、メジャー７年目で待望の初出場となったポストシーズンで勝ち進み、満面の笑みを浮かべた。
試合後は地区シリーズ優勝を決めて以来、２度目のシャンパンファイト。この日５回２安打無失点の好投でダルビッシュとの投げ合いを制した山本由伸投手（２６）らに次々とシャンパンをかけて回り、無邪気に喜んだ。大谷のＮＨＫ中継でのインタビューは以下の通り。
―シリーズ突破。今の気持ちは
「本当勝てて良かったなっていう。厳しいシリーズでしたけど、いいゲームだったなと思います」
―２度目のシャンパンファイト
「本当に由伸が素晴らしいピッチング…（シャンパン浴びる）わー。あの…ブルペンも本当に素晴らしい、ロースコアですけど、勝ち切っていいゲームだったなと思います」
―山本の投球は
「本当に圧倒して、相手を寄せつけないような圧倒的な投球だったなと思います」
―先に王手をかけられたが、粘り強さがあった
「そうですね。誰が出ても本当に一生懸命、チームプレーで勝利につなぐんだという気持ちが全面に出てたと思いますし、本当にロースコアでしたけど、何とかみんなでものにした、そういうシリーズだったなと思います」
―次のシリーズに向けて
「初戦が大事だと思うので、まずはしっかりそこに合わせて。今日は勝って、まずみんなで喜んで、次に向けて頑張りたいなと思います」