俳優の井之脇海が12日、都内で映画「ピアニストを待ちながら」(七里圭監督)の舞台あいさつに共演の木竜麻生らと出席した。
同作で、真夜中の図書館で目を覚ました青年・瞬介役を演じた井之脇は「余韻を楽しんで欲しい映画。純粋に好きな映画」と話し「七里さんの作品に出られたのがうれしかった。七里さんは奇才な方。かなりリハーサルを重ねましたね」と振り返った。
貴織役を演じる木竜は、同作でダンスを披露し「新体操をやっていたいたことがあるんですが、その延長でできていたかな。結構長い時間、踊るシーンをやっていた」とほほ笑んだ。
ピアノにも挑戦した井之脇。「生音を聞いてもらえるのはなかなかない。僕にしかないシーンになった」と充実した表情を浮かべた。