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大谷翔平が打率2割も圧倒的存在感で突破! 2度目シャンパンファイトでは大騒ぎ「みんなでものにした」

スポーツ報知 2024年10月12日 13時9分

◆米大リーグ・地区シリーズ第5戦 ドジャース2―0パドレス(11日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)、2勝2敗のタイで迎えた地区シリーズ第5戦の敵地・パドレス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、4打数無安打で快音は響かなかったが、チームが勝って地区シリーズの突破と、13日(同14日)に本拠地で第1戦を迎えるメッツとのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。ドジャースが同シリーズに進むのは21年以来3年ぶりとなった。

 ドジャース・山本由伸投手(26)、パドレス・ダルビッシュ有投手(38)が先発した試合。山本は第1戦で3回5失点でKOされた悔しさを晴らすように5回2安打無失点の快投を見せて試合を作った。第2戦で7回1失点で勝利投手になったダルビッシュは、大谷から2三振を奪って3打数無安打に抑えたが、2回にE・ヘルナンデス、7回にT・ヘルナンデスにソロを2本浴びて7回途中2失点と粘投。だが、パドレス打線は第3戦の3回から24イニング連続無得点と援護がなく、2―0のままドジャースが制した。

 大谷はこの試合、4打数無安打。地区シリーズは20打数4安打の打率2割、1本塁打、4打点だったが、存在感は人一倍だった。第1戦では3点を追う2回に同点の3ランを放って逆転勝ちにつなげ、崖っぷちだった第4戦も2打席目に右前適時打を放って流れを一気に呼び込んだ。

 大谷は、試合後の地区シリーズに続いて2度目となったシャンパンファイトで大騒ぎ。山本や山本の園田通訳に美酒を浴びせ「本当勝ててよかった。厳しいシリーズでしたけどいいゲームだったなと思います。誰が出ても本当に一生懸命、チームプレーで勝利に繫ぐんだという気持ち全面に出てたと思いますし、本当にロースコアでしたけど、何とかみんなでものにした、そういうシリーズだったなと思います」と喜びを爆発させていた。

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