◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人―ソフトバンク（１２日・サンマリン）
巨人のフォスター・グリフィン投手が１２日、ソフトバンク戦で先発し、４回６２球を投げ２安打１失点、６Ｋで降板した。
初回、先頭の野村にいきなり四球を与えたが、２番・笹川を遊飛。続く３番・吉田の打席で捕手・岸田が二盗を阻止。吉田は見逃し三振で無失点に抑えた。２回は５番・井上を見逃し三振に抑えるなど３者凡退。
１―０の３回は７番・広瀬を二飛。８番・石塚の右前に落ちそうな打球を右翼手・フルプがスライディングキャッチ。グリフィンも笑顔で頭を下げ、最後は９番・佐藤を空振り三振に仕留めた。
４回は、先頭・野村にこの日初被安打となる右中間へ二塁打を放たれ、２番・笹原を見逃し三振、３番・吉田を空振り三振。４番・リチャードには四球を与え、２死一、二塁のピンチで５番・井上に左前適時打を浴びた。なお２死一、二塁では６番・谷川原を空振り三振で最少失点に抑えた。５回からは２番手・赤星がマウンドに上がった。
グリフィンは今季は２０試合に登板して６勝４敗、防御率３・０１だった。１６日から始まるクライマックス・シリーズ最終ステージで戸郷、菅野に次いで３戦目に先発予定となっている。