Infoseek 楽天

レッドブルがJ3大宮を選んだ理由…マリオ・ゴメスTD「将来性を感じた。フィロソフィーにマッチする」

スポーツ報知 2024年10月12日 14時51分

 J3大宮が12日、オーストリアの大手飲料メーカー・レッドブルに今月1日に全株式を譲渡し、新社名「RB大宮株式会社」として始動したことに伴い、さいたま市のNACK5スタジアムで記者会見した。大宮の佐野秀彦社長、原博実代表取締役兼フットボール本部長、元ドイツ代表でレッドブルサッカーテクニカルダイレクターのマリオ・ゴメス氏(39)らが出席した。

 ゴメス氏は、参入先のクラブとして大宮を選んだ理由について「サッカー、スポーツのところを考えた時に、大宮アルディージャに関して、街もそうだが、ポテンシャルとして可能性を感じた。私たちがしっかりサポートしたら本当にすごい可能性を示せるんじゃないかというところに至った。シュツットガルトでプレーした時に、遠藤航や浅野拓磨らとともにプレーした。2人とプレーし、彼らの姿、お互いを尊重しあう文化、いろんな場面で助け合う、サッカーで言うと献身性、高い志を持って努力してるところに感銘を受けた。そういった中で、私たちのグループのサッカーのフィロソフィーにマッチする。私たちはそういうところをポイントに選んだ」と明かした。

 レッドブルとNTT東日本は8月6日、同社が保有するJ3大宮と女子のWEリーグ・大宮を運営するエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ社が発行する株式100%をレッドブルに譲渡する株式譲渡契約を締結したことを発表。外資系企業が単独で日本のプロサッカークラブの経営権を持つのは初となる。

この記事の関連ニュース