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【大学野球】甲南大が接戦に勝利「4番・投手」の正重恒太が投打で躍動 ドラフト候補右腕・岡本駿は登板なし

スポーツ報知 2024年10月12日 15時49分

◆阪神大学1部秋季リーグ戦▽第5節1回戦 甲南大5―4大体大(12日・ほっともっとフィールド神戸)

 甲南大が、大体大との接戦を制した。引き分ければ、首位・天理大の8連覇が決まる一戦で、意地を見せた。

 0―1の2回、1死二、三塁から7番・松本翔太郎中堅手(3年=須磨翔風)の投前スクイズで同点に追いついた。

 1―1で迎えた6回、1死二塁から「4番・投手」で先発の正重恒太(2年=報徳学園)が中前に適時打を放ち、勝ち越しに成功。その後、2死二、三塁からは7番・松本にこの日3打点目となる中前2点打が生まれ、4―1とリードを広げた。

 7回に1点を返されて迎えた8回の攻撃では、5番・安田康太郎二塁手(4年=東山)に今大会第2号となる左越えソロが生まれた。

 投げては、正重が7回まで2失点と好投を披露した。だが、5―2の8回に1点を奪われたところで降板。2番手・武田桜雅(おうが、2年=大商大堺)が、正重が出した走者の生還を許し、5―4と1点差に迫られた。だが、その後はリードを守り抜いた。

 正重は降板後、指名打者として出場を継続。打席が回ることはなかったが、「大谷ルール」の適用対象となった二刀流が投打で勝利を呼び込んだ。

 この日、24日のドラフト候補で指名候補に挙がる最速149キロ右腕・岡本駿(4年=城南)は、登板機会がなかった。

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