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12日放送の「ドラえもん」で大山のぶ代さんを追悼 番組の最後にメッセージと約4分間の名場面映像が流れる…死去発表翌日

スポーツ報知 2024年10月12日 17時1分

 テレビ朝日の国民的アニメ「ドラえもん」(土曜・後5時)が12日、放送された。同局版でドラえもんの声を務めた声優の大山のぶ代(おおやま・のぶよ、本名・山下 羨代=やました・のぶよ)さんが亡くなったことが11日に所属事務所から発表された翌日の放送となった。

 放送の最後に「1979年から2005年まで、ドラえもんの声優を務めて頂いた大山のぶ代さんがお亡くなりになりました。長い間本当にありがとうございました」と追悼のメッセージが流れた。その後、大山さんが出演していた当時のオープニング映像、映画の「のび太の恐竜」「のび太の銀河超特急」の映像が流された。さらに「帰ってきたドラえもん」など印象的なエピソードの回のダイジェスト、名場面など合計約4分間の特別映像が流れた。最後に「大山のぶ代さん、ありがとうございました」とメッセージが読み上げられた。

 この日は「飛べ!しずかちゃんのロケット」「おおかみ男クリーム」のエピソードが放送。同番組の公式サイトには「一部内容を変更してお送りします」との告知がされていた。また同サイトでは「大山のぶ代さんの訃報に接し、驚きと悲しみでいっぱいです。 大山さんには、1979年から2005年まで、26年もの長い間、『ドラえもん』の声優を務めていただきました。大山さんの優しく包み込むような声は、世界中の子どもたちの心を動かし、夢と希望を届けて下さいました。その多大なるご功績に感謝致しますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます」と追悼のコメントを掲載していた。

 大山さんは老衰のため都内の病院で90歳で死去。2012年に認知症と診断され、16年からは高齢者施設に入居。17年には夫で俳優の砂川啓介さん(享年80)が亡くなり、施設の職員らと晩年を過ごしていた。

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