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【高校野球】小松大谷が初戦敗退…国スポ決勝から11日に帰県の強行軍も

スポーツ報知 2024年10月12日 18時45分

◆秋季北信越高校野球大会 ▽1回戦 松本第一3-1小松大谷(12日・石川県立)

 小松大谷(石川4位)は、1-3で松本第一(長野1位)に逆転負けし、初戦敗退を喫した。3回に1点を先制したが、先発のエース左腕、中田凛(2年)が、3回に3失点を喫して降板。4回から左腕、灰田彪又(2年)が5回を4安打、無失点と力投したが、打線で援護できなかった。西野貴裕監督は「ピッチングや内野守備がお粗末。灰田はしっかり流れを作ってくれたが、相手投手に要所を抑えられてしまった」と振り返った。

 佐賀県で開催されていた国民スポーツ大会・高校野球硬式の部では、準優勝を果たした。その一方で、9日の決勝のあとは、11日に帰県したばかり。強行軍となったが、スタメン出場していた田西称主将(2年)は「特に疲労はなかったし、11日に帰ってからも少し練習した。3年生に声かけてもらい、気持ちを切り替えました。負けたのは自分たちの力不足に尽きます」と振り返った。

 国民スポーツ大会では2年生5人がベンチ入りし、2人がスタメン出場するなど、貴重な経験を積んだ。3番で出場していた田西は「全国レベルの投手は140キロ台は普通で、150キロの投手もいて、変化球の切れもあった。来年に向け、一人一人の取り組みが大事になるし、変えていかないといけない」と決意。悔しさをバネにして、さらなる成長を目指す。(中田 康博)

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