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【大学野球】関大の金丸夢斗が好救援 広島の明大・宗山1位指名公表に「気にしないように、目の前の試合をしっかり投げると思うようにしています」

スポーツ報知 2024年10月12日 20時19分

◆関西学生秋季リーグ戦 第6節1回戦 関大7―6関学大(12日・南港中央)

 24日のドラフト会議で1位候補に挙がっている関大の最速154キロ左腕・金丸夢斗(4年=神港橘)が、今春王者の関学大戦で好救援した。

 勝ち点を落とせば関学大の優勝が決まる今節、7―4の7回に荒谷鉱匡(3年)が2ランを浴びて1点差に迫られた。「嫌な感じになったんですけど、ここで任されるのが自分」と金丸。緊迫した8回から登板し、1死から四球で出塁を許すも、投直併殺打。9回は先頭に内野安打を打たれたが、投ゴロとサードへの併殺打に封じて1点を守り切った。これで昨秋から続く連続自責0を69イニングとし「感覚も上がって来て、出力も出るようになってきた」とうなずいた。

 ドラフト会議が迫り、広島は明大・宗山塁内野手(4年=広陵)の指名を公表した。ともに1位候補とされるが「気にしないようにして、目の前の試合をしっかり投げると思うようにしています」と金丸。今季は春に痛めた腰の影響でリリーフ登板に限られているが、この日も阪神が6人態勢を敷くなど、関心の高さは変わらない。

 連勝で勝ち点を挙げれば、秋4連覇へ望みがつながる。金丸は「勝つしかない。しっかり勝って勝ち点を取ることが僕たちのやるべきこと」と意気込んだ。

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