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秋川雅史“親子三代テノール”による「千の風になって」が話題 YouTubeで100万回再生達成

スポーツ報知 2024年10月13日 12時1分

 テノール歌手・秋川雅史が、自身の父親と息子との親子三世代で歌った「千の風になって」のYouTube動画が、クラシック界としては異例の100万回再生を1か月で達成したことが12日、発表された。

 この動画は、8月2日に愛媛・西条市文化会館でのコンサートの映像で、「秋川暢宏・雅史・風雅ファミリーコンサート」 初めての親子三代共演のコンサート。現在86歳になる声楽家の父・暢宏氏、ピアニストとして活躍する19歳の息子・風雅氏の親子三世代で行ったコンサートのものだ。

 秋川は父との共演に対しては「私が生まれて初めて聴いた歌声は父の声でした。父の歌う子守唄で育ち、一緒に入るお風呂の中で響き渡る歌声は、まさに世界一の歌声でした。その後、14歳で声楽の世界に目覚めた私は、ひたすら父の歌声を目指して勉強を続けてきました。今回父は86歳という年齢でステージに立ち、生涯現役で挑戦することの意味を示してくれたと思います。今でも前に向かって走り続ける“親父の背中”をいつまでも追いかけて、これからもずっと夢を持って挑戦を続けていきたいと思います」とコメントした。

 また息子については「私の息子が今まさに、音楽家として自分の世界を築いていこうとしています。息子の目標となれる“親父の背中”を見せることが出来たらと思う一方で、早く私を追い越す存在になって欲しいとも願っています」と我が子の確かな成長を喜んだ。

 秋川のYouTubeチャンネル「秋川雅史クラシック」では、秋川雅史が歌う「千の風になって」を息子の風雅氏がオーケストラの指揮をする動画や、ピアノ伴奏で歌う動画など、貴重な親子共演が公開されている。

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