昨年5月にアメリカに活動拠点を移したお笑いタレント・たむらけんじが13日、大阪・森ノ宮の商業施設「もりのみやキューズモールBASE」でセルフプロデュースしたイベント「ちゃ~ズモール」を行い、約2万3000人を動員した。
渡米前の昨年4月の開催では過去最多の約2万2600人で、それを更新。「400人増えた。微妙な数字ですが、減らなくてよかった。昨年もビックリしたし」と成功を喜び「人間って忘れていくものじゃないですか。でも『ワーッ』と言ってくれたり、うれしかった。そんなに嫌われてなかたんかな?」と、しみじみ。
帰国は3回目で、今年は7月以来2回目。現在は現地の日本人向けラジオやイベントで稼いでいる。日本で貯めていたお金が円安の影響を受けて大ダメージ。「1ドル165円になった時はもう何するのも嫌になった。今は落ち着いたけど、ドルで稼がないとヤバイ」とボヤいた。米大リーグのドジャーズ戦観戦で注文したハイボールが「5000円で。水で割って飲んだ」と物価も高騰しているが「今のところ、日本に帰ってくる気はまったくないです」と言い切った。
15日にはアメリカに戻る予定で、ナ・リーグ優勝決定シリーズ、ドジャース対メッツ戦も観戦予定。「連れて行ってくれる人がいるんです。ホンマ、俺は早い」と世渡り上手ぶりを誇っていた。