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川崎、ルヴァン杯準決勝で新潟に2戦合計1―6で敗れ2シーズンぶりの国内無冠…鬼木達監督「自分の責任」

スポーツ報知 2024年10月13日 18時45分

◆YBCルヴァン杯▽準決勝第2戦 川崎―新潟(13日・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)

 ホームの川崎が第2戦は0―2で敗れ、2戦合計スコア1―6で敗退。優勝した19年大会以来の決勝進出を逃した。

 初戦を1―4で落とし、大量得点が必要だった川崎は、前半からゴール前に迫ろうとしたが、相手ゴール前でのパスが精彩を欠き、なかなか決定機を作れなかった。さらに前線に人数を割いていることから中盤のスペースが空いてしまい、パスワークにたけた新潟に攻め込まれる場面も多く、前半31分に先取点を奪われ、前半は0―1で折り返した。

 後半は立ち上がりから山田、エリソンが積極的にシュートを放ち、その後も途中出場の遠野、小林がゴール前で決定的なシュートを放つもゴールを奪えず。すると後半44分、新潟の途中出場のMF太田が2点目を決められて、勝負は決した。

 試合後の会見で鬼木達監督は「これだけの雰囲気をサポーターの方が作って下さった中、その期待に応えられなかったこと、少なくとも勝利をしないといけないゲームだったと思います。もちろん色々な条件があったので、普段出ないような焦りのミスも非常に多かったですし、難しいゲームになりましたけど、それでもやはり自分たちの力とサポーターの力を信じて、勝ちたかったゲーム。この責任は自分にあると思いますので、非常に悔しく思ってます」と振り返った。

 リーグ戦も現在10位で優勝の可能性が消滅しており、この日の敗戦で、唯一可能性のあった国内タイトル獲得のチャンスもなくなった。2シーズンぶりの国内無冠も決まり、指揮官は「タイトルを取れないのは間違いなく自分の責任ですし、選手にも言いましたけど、リーグ戦もまだあるのと、あとACL(E)も残っていますので、とにかくひとつひとつをしっかり戦っていくと。そういう話をしています」と話した。

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