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“カネロ”サウル・アルバレスが有明アリーナに来場…トレーナーが同じロサレスを応援

スポーツ報知 2024年10月13日 19時52分

 プロボクシングの世界3団体スーパーミドル級(76・2キロ以下)統一王者のサウル・アルバレス(メキシコ)が13日、8大タイトル戦『PRIME VIDEO BOXING 10』が行われた東京・有明アリーナ)に来場した。この日、行われたWBC世界フライ級(50・8キロ以下)王座決定戦で、寺地拳四朗(BMB)と対戦したクリストファー・ロサレス(ニカラグア)のエディ・レイノソ・トレーナーがアルバレスのトレーナーでもある。いわば同門ともいえるロサレスの応援のために来日した。

 世界的なスーパースターはロサレスとともに入場し、リングサイドのファンとグータッチ。リングにも上がった。試合が始まると、ロサレスが攻勢に出ると、立ち上がって声援を送った。

 ”カネロ”の愛称で知られるアルバレスは通算62勝(39KO)2敗2分けの世界4階級制覇王者。スーパーミドル級では4団体を統一したまま4度防衛に成功している(その後、IBFは王座剥奪)。先月14日(日本時間15日)にはエドガー・ベルランガ(プエルトリコ)に判定勝ちして3団体王座の防衛に成功。元世界3団体ミドル級(72・5キロ以下)統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)と並び、現役最多タイの世界戦23勝を挙げている。

 老舗専門メディアの「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じた最強ランキング)では現在、4位にランクされている。

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