柔道男子66キロ級で五輪連覇の阿部一二三、女子52キロ級で21年東京五輪金メダルの阿部詩(ともにパーク24)が13日、都内で2025年大阪・関西万博の開幕(来年4月13日)半年前を記念したPRイベントに参加した。
兵庫県出身の阿部兄妹は、タレントのゆうちゃみ、ゆいちゃみ姉妹と登壇。詩はゆいちゃみとの“妹対決”に臨み、早口言葉に挑戦。「関西開催に歓声満載な大阪関西万博が半年前!ミャクミャクの脈拍もバクバクな万博が来場日時予約スタート!」と難問をつまづかずに言い切り、審査員のハローキティとくまモンの判定により勝利。兄・一二三も「やっぱりプレッシャーに強い。僕の妹だなと思いました」と拍手を送った。
注目する万博の展示物について、一二三はiPS細胞から作った心臓を挙げ「僕たちは常にけがが付き物。医療技術の発達はスポーツ選手の人生を変えるかもしれない」と語った。詩はアンドロイドロボット(人型ロボット)。「すごく気になる。将来の私の練習相手がもしかしたら…」と語り、アスリートならではの視点で会場を沸かせていた。