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【ボーイズリーグ】札幌北広島が5回コールド勝ちで10年ぶりVへ王手 千葉優輝の連続二塁打など主力が仕事きっちり

スポーツ報知 2024年10月13日 21時59分

◇第12回秋季北海道選手権第2日(13日、札幌麻生ほか)▽準決勝 札幌北広島10―2苫小牧(5回コールド) 旭川大雪7―4旭川道北

 準決勝を行い、札幌北広島ボーイズが5番・千葉優輝(2年)の2打席連続二塁打など12安打を放って苫小牧ボーイズに5回コールド勝ち。10年ぶり優勝に王手をかけた。前日の2回戦(札幌豊平戦)は代打&代走攻勢。この日はスタメン組がきっちり働き、投手を除き野手全員で12安打を放った。

 3回の逆転打などで勝利に大きく貢献した千葉は「きのうは代打のおかげ。きょうは自分たちが―と気合が入っていた」。試合前の朝7時半から室内練習場に出向いて1時間打ち込んできたといい、「ボールが見えていたし、バットがスムーズに振れていた」と中軸の意地を見せた。

 前日は無安打だった4番・竹村恵亮(2年)もまた、早朝に自宅の車庫で100球を打ち込み、ボールを捉える感覚を研ぎ澄まして会場入り。3回に中前へ同点の2点適時打を放ち、「きょうはスタメン組がやらなければ―と思っていた。かなり高めの球だったけど、反応できた。4番の仕事はできたと思う」と胸をなでおろした。

 山田徹監督は「きょうは“超積極的”にいこうと。きのう勝って迷いがなくなったのか、ようやく自分たちのバッティングができるようになり、かみ合ってきた」と手応えを得た様子。旭川大雪との決勝に向けて「大雪さんは打撃も走塁もいいチーム。うちはどれだけ失点を抑えられるか。ロースコアでしのぎ、ワンチャンスをものにできれば」。千葉は「打って、つないで、時には代打の助けももらい、全員で勝ちにいく」と頂点だけを見据えた。

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