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大谷翔平VS千賀滉大2打席目に右前適時打でガッツポーズ ドジャース3点リード、千賀2回途中KO

スポーツ報知 2024年10月14日 9時49分

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ドジャース―メッツ(13日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日)、リーグ優勝決定シリーズ(4戦先勝)第1戦の本拠地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、メッツ先発の千賀滉大投手(31)と対戦した2点リードの2回1死二塁の2打席目は右前適時打を放った。すると千賀は1回3分の1で30球を投げて2安打4四球、3失点で降板した。

 日本時代からしのぎを削ってきた千賀からタイムリーを放った大谷。千賀がソフトバンク、大谷が日本ハムに所属していた日本時代には22打数5安打の打率2割2分7厘、2本塁打で、メジャー移籍後は昨年8月に対戦し、2四球と右越え二塁打の1打数1安打だった。右肩痛などでレギュラーシーズンでの登板は1試合のみだった千賀だが、フィリーズとの地区シリーズ第1戦に先発し、2回31球で1安打1失点、3奪三振。リーグ優勝決定シリーズ第1戦の先発にも抜てきされ、VS大谷へ向けて「ここでしゃべる人はいないと思います」と笑い飛ばしていた。

 初回先頭で迎えた1打席目は2球目から92・8マイル(約149・3キロ)の直球をはじき返したが、捉え切れずに二ゴロに倒れた。千賀は初回制球に苦しんでベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデスに連続四球を与えて1死満塁となっスミスはやや浅い中飛に抑えたが、マンシーの中前への2点適時打でドジャースが先取点を奪った。2回1死二塁の2打席目は初球のカットボールに反応。一、二塁間を破る右前適時打で大谷は右手を上げてガッツポーズを作った。

 大谷はパドレスとの地区シリーズで、本拠地での第1戦の2打席目に、相手に傾きかけていた流れを引き戻す同点3ランを放って逆転勝ちに貢献。地区シリーズでは20打数4安打の打率2割、1本塁打、4打点と決して満足の数字ではなかったが、自身初のポストシーズンで感情をむき出しにして戦うことも多く「本当勝ててよかった。厳しいシリーズでしたけど、いいゲームだったなと思います」と振り返っていた。残り8勝となった頂点へ向けては「初戦が大事だと思うのでまずはしっかりそこに合わせて」と意気込んでいた。

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