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山口馬木也、奇跡の自主映画「侍タイムスリッパー」扮装で名場面を再現 冨家は「馬木也に主演男優賞」呼びかける

スポーツ報知 2024年10月14日 13時22分

 俳優の山口馬木也が14日、都内で主演映画「侍タイムスリッパー」(安田淳一監督)の応援感謝舞台あいさつに冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、井上肇、田村ツトム、高寺裕司らと劇中衣装で登壇した。

 幕末の侍が落雷により、現代の時代劇撮影所にタイムスリップする物語。8月に東京・池袋シネマ・ロサ1館で封切り以来、全国250館以上に拡大が決定。現在も172館で上映している奇跡の自主映画だ。会津藩士の扮装をした山口は「会津藩の松平家家中・高坂新左衛門と申します」と劇中さながらの口調であいさつ。すかさず映画スター風見恭一郎役の冨家が「いい加減、そのなまりは何とかならんのか!」と突っ込み、笑いを誘った。

 冨家は「こんなにチームワークがいい現場は始めて」と雰囲気の良さを強調。その中でも、山口の真摯な姿勢にほれ込み、「どんな映画賞でもいいので、山口馬木也に主演男優賞をお願いします。そして、僕に助演男優賞を。みなさんが思ってくれると、念が飛ぶようにかなう気がします」と呼びかけた。助監督役で、実際の撮影でも助監督を務めた沙倉は「日本アカデミー賞で作品賞を取りたい」と夢を語った。

 田村は劇中の人気キャラ「心配無用ノ介」として名場面を再現。撮影所の所長役の井上は「一生懸命、頑張っていれば、どこかで誰かが見ていてくれる」と名言を披露し、山口と冨家も終盤の注目場面を再現して喝采を浴びた。この映画は「日本一の斬られ役」と言われ、トム・クルーズ主演の「ラストサムライ」にも出演した福本清三さんへの敬意が込められている。安田監督は「トム・クルーズさんにハリウッドでリブートで撮ってほしい」と熱望した。

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