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中谷潤人の盟友・オラスクアガは偶然のバッティングで1回途中に終了 相手が左目の上付近をカットし無判定試合

スポーツ報知 2024年10月14日 17時41分

◆プロボクシング ▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ 王者アンソニー・オラスクアガ(無判定試合)同級1位ジョナサン・ゴンサレス(14日、東京・有明アリーナ)

 WBO世界フライ級タイトルマッチは、王者アンソニー・オラスクアガ(米国)が、同級1位のジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)戦を迎え、偶然のバッティングにより、相手が左目の上付近を負傷して1回2分25秒で終了し、無判定試合となった。王座はオラスクアガが保持する。

 7月に加納陸(大成)との王座決定戦を3回KOで制し、プロ8戦目で王座についた25歳のオラスクアガ。戦績を9戦8勝1敗とした。この日のメインを務めるWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M・T)とは盟友。試合前には「2人がチャンピオンになってまた同じリングに立つというクレイジーな現実を、目の当たりにしている」と興奮気味に語っていた。

 思わぬ形で初防衛戦が終わった。先に見据えるのは昨年4月にプロ唯一の黒星を喫し、13日にWBC世界フライ級王者に就いた寺地拳四朗(BMB)との再戦だ。試合前には「自分の戦績には1つ黒星がついていますので、そこの再戦がもちろんできればいいなと思っている」と語っており、寺地との統一戦での雪辱を視界に入れている。

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