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高橋藍「ホームでやっている実感はすごくあった」5000人超の声援 結果は大阪ブルテオンにフルセットで2連敗…SVリーグ大阪開幕

スポーツ報知 2024年10月14日 17時42分

◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ 大阪ブルテオン 3―2 サントリー(14日、エディオンアリーナ大阪)

 昨季覇者・サントリーのホーム大阪で開幕した。パリ五輪代表の西田有志らの活躍で、11日のSVリーグオープニングマッチをストレートで制した昨季準優勝の大阪ブルテオン(B)が、高橋藍(らん)が加入したサントリーを3―2で退け、開幕2連勝を飾った。サントリーは2―2で迎えた最終セットを12―15で一歩及ばなかった。

 サントリーで2位タイの17得点を挙げた藍は「1セット目はリズムが悪かったけど、立て直してチームとしても、この試合でしっかり(状態を)上げられた。非常にいいプレーもあったし、チーム力として大阪ブルテオンさん相手に戦えた。結果は負けてしまったけど、少し自信もついた。この2戦で少しでも成長した姿を見せられたし、悔しい結果だけど、次につながる試合になった」と振り返った。

 オープニングマッチから中2日、大阪に移動して迎えた一戦。観戦チケットは約50分で完売。試合前から入場待機列が長さ約1キロの長蛇の列を作った。速報値でサントリーのホーム開催試合では最多となる5015人の大観衆が集まった。「非常に楽しかった。ファンの方の一生懸命な声援が多かったので、ホームでやっている実感はすごくあった」と藍は感謝を込めた。

 SVリーグ初勝利がお預けとなったサントリー。第3戦は19日に北海道とアウェーのリクルートスタッフィング・リック&スー旭川体育館(北海道・旭川市)で対戦する。藍は「セッターの大宅選手とのコンビはいいものが作れてきている。すぐに完璧にいくわけではないので、これから試合や練習をしていく中であうんの呼吸やいいコンビは作りあげていける。チームとしては初代王者を目指していくとともに、大同生命SVリーグを盛り上げていけるように頑張りたい」と、待望の初勝利へ思いを込めた。

 ◇大同生命SVリーグ 2027年シーズンまでに完全プロリーグ化、30年に世界最高峰リーグを目指しスタートしたバレーボールの新リーグ。「S」には「Strong(強く)」「Spread(広く)」「Society(社会)」などの意味がある。前身のVリーグがSVと2部のVに分かれ、SVは5項目のSVライセンスを保有するクラブが参戦(2024―25シーズンは男子10、女子14)。11~12日の開幕から4月までのレギュラーシーズン(RS)を行い、4~5月にRS上位チーム(男子6、女子8)が進むチャンピオンシップで王者を決める。

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