◆プロボクシング ▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ 王者アンソニー・オラスクアガ(無判定試合)同級1位ジョナサン・ゴンサレス(14日、東京・有明アリーナ)
WBO世界フライ級タイトルマッチは、王者アンソニー・オラスクアガ(米国)が、同級1位のジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)戦を迎え、偶然のバッティングにより、相手が左目の上付近を負傷して1回2分25秒で終了し、無判定試合となった。王座はオラスクアガが保持する。
▽オラスクアガの試合後の会見は以下の通り。
―無判定試合に。
「非常に残念。この試合のために頑張って練習してきたし、相手もリングに上がったらすごいファイターと楽しみにしていた。力を証明したかった」
―日本のファンに向けて。
「非常に自分の力を見せられなくて残念だが、すぐに戻ってきたい。体調も万全、いつでも準備できているので、すぐに自分の力を見せたい」
―今後について。
「今日の試合は戦争をするつもりで来ていたので、この後のプランはない。体調も問題ないので、いつでも準備はできている」
―IBF世界ライトフライ級王者・矢吹正道(LUSH緑)が対戦を希望している。
「彼が誰かを知らないけど、ただ興味を持ってもらえるのはうれしい。ファイトスタイルを認めてもらえたのはうれしいし、光栄。なのでそれが実現できたら」
―WBC世界フライ級王者・寺地拳四朗(BMB)との再戦への思い。
「自分が負けたのは拳四朗だけ。キャリアの汚点というか、マッチには前向き。来年、統一戦を実現できたら」