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B3金沢が1点差負けで開幕6連敗「非常に悔しい」

スポーツ報知 2024年10月14日 19時14分

◇プロバスケットボール▽B3リーグ▽第3節 新潟90-89金沢(14日、金沢市総合体育館)

 17位の金沢武士団は、89-90で7位の新潟アルビレックスBBに惜敗し、開幕6連敗を喫した。残り1秒を切り、SF小西大輝(24)がシュートを放ったが、大きく逸れてゲームセット。1509人のファンが訪れたホーム会場は、大歓声と落胆の声に包まれた。今季から指揮を執る松藤貴秋HCは「最後の1点差は、私の采配次第。非常に悔しいし、私の責任です」と肩を落とした。

 最後まで、粘り強く戦い抜いた。インサイドを崩され、第3クオーター(Q)序盤には42-60と最大18点のビハインド。PG田中幸之介(27)は「集中力が切れているわけではないが、相手の勢いを抑えきれず、10点、20点を離される試合もあった。でも、いいディフェンスができれば、自分たちの強みである速い展開に持っていける」と、第3Q終盤には気迫のプレーがかみ合って反撃を開始。強度の高い守備と得意の速攻で流れは一変し、第4Q中盤には81-79と一時は逆転するなど、大接戦に持ち込んだ。

 2026-27シーズンから始まる新リーグ、Bワン入りを目指し、今季は平均入場者数1500人と、売上げ4億円を目指してスタート。SNSでチーム、選手の情報発信やスポンサー企業の協力などで試合を告知しているほか、この日は金沢市民無料開放デーとして集客を図った。今季のホーム4試合で、開幕戦から2132人、1343人、1334人、1509人の観客が訪れた。PG田中は「応援してくれる全ての人たちのために勝利したい。毎試合、確実に良くなっている実感があるし、1勝すれば勢いに乗っていける」と手応え。地元ファンの後押しを受けながら、まずは今季1勝を目指す。(中田 康博)

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