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【大学野球】関大のドラ1候補左腕が連続自責0を71イニングに更新「次戦も0で抑えて大学野球を終えたい」

スポーツ報知 2024年10月15日 6時0分

◆関西学生秋季リーグ戦 第6節3回戦 関大5―5関学大=延長12回引き分け=(14日・大阪市南港中央)

 “関関戦”は3回戦が行われ、延長12回の末に引き分けに終わった。24日のドラフト会議で1位候補に上がっている関大の最速154キロ左腕・金丸夢斗投手(4年)は、巨人や阪神など5球団のスカウトの前で、9回から登板して2イニングを無安打無失点。1959年以来、65年ぶりの連覇に王手をかけていた関学大の優勝を阻止した。4回戦は22日に行われる。

 関大・金丸が、好救援で関学大の優勝を阻止した。5―5の9回から登板し、2死から四球で出塁を許したが次打者を見逃し三振。延長10回は3者凡退に封じ、2回零封でマウンドを降りた。「真っすぐを張っているのは分かっていたので、変化球でかわしながら」。23年秋の立命大3回戦から続く連続自責0を71イニングに更新し、秋4連覇に望みをつなげた。

 1勝1敗で迎えた“関関戦”。関大は最終節に試合がなく、勝敗に関わらずこの日がリーグ最終戦になると思われていたため「これが最後かと思いながら投げていました」と金丸。まさかの引き分けに「このチームと少しでも長くできるようになったのでうれしい」と喜んだ。

 19日からの最終節で関学大が京大相手に勝ち点を挙げると、22日の4回戦を前にV逸が決まるが「ここまできたら次戦も0で抑えて大学野球を終えたい」と気合十分。ドラフト会議直前に、リーグ戦の集大成を飾る。(瀬川 楓花)

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