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【阪神】球児監督正式発表! 2軍監督は平田勝男ヘッドに4度目打診 金村暁氏も復帰へ

スポーツ報知 2024年10月15日 4時0分

 阪神は14日、藤川球児氏(44)が新監督に就任することを発表した。球団本部付スペシャルアシスタント(SA)を務めていたレジェンドが球団創設90周年の2025年から指揮。3年契約とみられ、背番号は「22」が有力だ。近日中に会見を開くが、第36代監督の誕生と同時に支えるコーチングスタッフの編成も加速。平田勝男ヘッドコーチ(65)に、2軍監督を打診したことが分かった。

 岡田虎の終幕から一夜。新体制の発表を前に、コーチ陣が球団事務所に呼ばれた。フロントと今季の振り返り、来季に向けた面談が行われ、平田ヘッドには新たな要職が提案された。07~10年、13~14年、19~22年と計10年に渡って同職を経験。実現すれば、異例の4度目だが、1軍との連携や育成のイロハを熟知している。チームの現状も誰よりも把握。来年3月から兵庫・尼崎市の新施設に移転するファームの新たな歴史の幕開けを託すのにも、ふさわしい人物だ。

 和田豊2軍監督(62)には1、2軍を幅広く見るポストを検討。1軍はヘッドの肩書きをつくらず、あらゆる立場から進言するプランを練っており、今季まで内野守備走塁を担当した藤本敦士コーチ(47)は野手を統括する立場を担う。投手部門は安藤優也コーチ(46)が留任し、16~22年にコーチを務めた金村暁氏(48)の復帰も確実となった。2軍から野村克則バッテリーコーチ(51)、田中秀太内野守備走塁コーチ(47)が昇格する見込み。その他のコーチも大半が留任。配置転換など詳細は最終調整中だが、引き続きチームを支える。

 また、新たな役職のブルペンコーチに片山大樹ブルペン捕手(49)が就く。現役時代の藤川監督の球を受け、現在の投手陣のよき相談役。SAとして携わってきた指揮官自身はもちろん、岡田イズムも継承した新旧融合の一歩を踏み出す。

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