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原口元気「かなり高いレベルに来てる。変なミスがなくなった」 日本代表の強さを語る

スポーツ報知 2024年10月14日 21時54分

 浦和の元日本代表MF原口元気(33)が14日、さいたま市内で練習後に取材に応じ、26年北中米W杯アジア最終予選で開幕3連勝中の森保ジャパンから「勉強になる部分は非常にある」と大きな刺激を受けていると明かした。

 「歴代最強」の呼び声も高い日本代表は10日に完全アウェーのサウジアラビア戦(ジッダ)を2―0で快勝した。原口は「あれだけプレッシャーがきついサウジアラビアでの試合の中でも、彼らは非常に上手くプレーしてたと思う。自信やプレーの質の部分ではかなり高いレベルに来てると思う。そういう意味で、学ばなきゃいけない部分はたくさんあった」とかみしめた。

 原口は、21年10月の前回カタールW杯予選・敵地サウジ戦に途中出場し、敗戦を味わった。

 「独特な雰囲気とか、暑さとか、W杯がかかってるとか、一番強いライバル国という部分で、あの地で2―0で快勝するのは本当に力がついたなと思います。選手の経験値とか、選手の『こういう時にこうプレーする』っていう部分が、エラーが減ってるなってすごく感じる。それは選手1人1人が成長してる部分かなと思います。昔よりも確実に変なミスがなくなった。日本代表ですらそういう厳しい戦いになるとミスがあることはあったと思うので、それがだいぶ減ったなっていうのは、選手の質かなとは思います」

 日本代表は15日に埼玉スタジアムでオーストラリアと対戦する。原口は「次はホームなので、さらに生き生きしたプレーができると思う。かなりいいゲームが期待できるんじゃないかなと思ってます」と声を弾ませた。

 浦和は3連敗中で13位に低迷。日本代表活動期間の中断を経て、19日のアウェー・東京V戦で連敗ストップがかかる。原口はチームの好転へ「ブレないこと。やるべきことをちゃんとやり続けること」と強調し、「このチームを勝たせに帰ってきたので、早く、応援に来て残念な気持ちで帰るんじゃなくて、本当にハッピーな状態で帰らせてあげたい。早くそういう試合をしたい」と力を込めた。

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