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大谷翔平、2四球も3打数無安打でドジャース敗戦 リーグ優勝決定シリーズ1勝1敗でLA→NYの大移動

スポーツ報知 2024年10月15日 8時35分

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ ドジャース3―7メッツ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースが4戦先勝のリーグ優勝決定シリーズ第2戦でメッツに敗れた。本拠地で1勝1敗のタイとなり、移動と練習日を挟んで16日(日本時間17日)の第3戦からは舞台を敵地・ニューヨークに移す。

 「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(30)は走者なしの“呪縛”を解けず、2四球を選ぶも3打数無安打で今シリーズ初のノーヒットに終わった。

 メ軍先発はS・マナイア投手(32)だった。今季12勝の左腕からはレギュラーシーズン通算7打数2安打の打率2割8分6厘、今季は2打数1安打1打点だったが、この日はインステップから腕を下げた変則投法に対応できず、初回先頭の第1打席は空振り三振、3回先頭の第2打席は見逃し三振、5回2死の第3打席は一飛に倒れた。

 7回1死の第4打席は2番手右腕・メートンから四球を選んだが、得点には結びつかず。メジャー7年目で初のポストシーズン(PS)はパドレスとの地区シリーズから走者なしの場面で21打席無安打(2四球)となった。PSでの大谷は得点圏では5打数4安打の打率8割、走者ありの場面では8打数6安打の7割5分と打ちまくっているが、ランナーなしで謎の怪現象が続く。3―7と4点を追う9回無死二塁と得点圏で迎えた第5打席はメッツの守護神・ディアスから四球だった。

 ド軍は地区シリーズ第3戦の3回からリーグ優勝決定シリーズの第1戦の9回まで、PSでは1966年のオリオールズに並ぶ史上最長タイの33イニング連続無失点。3試合連続完封勝利と投手陣が絶好調だった。この日1イニングでも抑えれば新記録だったが、初回。ブルペンデーで先発マウンドに上がった元広島のブレージャーが1番・リンドアに先制の先頭打者本塁打を浴びて途切れた。

 2回には2番手・ナックがビエントスに満塁弾を食らうなど一挙5失点。序盤で主導権を奪われた。打線は6点を追う5回に7番・マンシーが反撃のソロ。6回には1死満塁から6番・エドマンが右前へ2点適時打を放ったが、その後1死満塁で8番のE・ヘルナンデスが痛恨の三ゴロ併殺でチャンスを逸した。

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