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伊集院光、種田山頭火賞授賞に喜び「たまらない賞です」山田五郎さんも絶賛

スポーツ報知 2024年10月15日 12時36分

 タレント・伊集院光が15日、都内で「第7回 種田山頭火賞」の授賞式に出席した。今月4日に原発不明がんと診断されたことを公表した選考委員の評論家・山田五郎さんも出席した。

 授賞した伊集院は「種田山頭火に関して研究や人となりを理解してはいないが、僕は一人旅の旅先で俳句を詠んでいた。種田山頭火きどりで散策したりして。僕は孤独ですが、種田山頭火は孤高。自分は孤高だと勘違いして生きて行きたい」と喜んだ。その上で「履歴書に種田山頭火賞と書ける。僕自身、種田山頭火の愛好家で、本も電子書籍も持っているので、たまらない賞です。でも、伊集院でももらえる賞と思われないように精進したい」と話した。

 審査員を務める山田さんは「伊集院さんの作品を選んだのは、ひょうひょうとしているから。伊集院さんは芸能界という世俗中の世俗の世界にいながら、ずっとひょうひょうとしている。ずっと変わらず同じスタンスで、縛られない。私は伊集院さんと家が近いので、ひょうひょうと歩いているのをよく見かける。洒脱(しゃだつ)に生きている。自信を持って授賞して欲しい」と絶賛した。病気については言及しなかった。

 山田さんは今月4日に自身のYouTubeチャンネルで、人間ドックで肝臓にがんが見つかり、他の部位にも転移していると公表。動画では、現在抗がん剤治療を受けており、今後も治療を進めながら仕事を続けていくと話していた。

 授賞式後、取材に応じた伊集院は「山田さんと話したが、全ての事に前向き。絵画も詳しいし、家も近いし。話すときりがない。元気を取り戻して欲しいと話はしました」と明かした。

 来年2月20日付で7代目三遊亭円楽を襲名する落語家の三遊亭王楽に関して、6代目円楽さんの弟子だった伊集院は「あんなにピッタリな人選はない。花がある人。ひそかに俺に話し来ないかなとは思ったけど…。笑点に円楽の名前が戻ってきたらこんなにうれしいことはない」と祝福した。

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