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【阪神】藤川球児監督が会見「当然、勝ちにいく」FA選手には「せっかく大人の第一歩。判断を待ちたい」一問一答〈3〉

スポーツ報知 2024年10月15日 16時31分

 阪神・藤川球児新監督が15日、大阪市内で就任会見を開き、所信表明した。背番号は現役時代に長く背負った「22」と発表された。

以下は一問一答

―これからドラフト会議、FAなど戦力面での動きも

「そうですね、現役選手は分かっていると思うんですけど、自分たちが現役を引退したころ、金本さん、矢野さんの辺りですかね。選手の入れ替えがありまして、いよいよフリーエージェントの選手が一気に出てくるようなところに来ました。これは戦力の入れ替えをした結果、最高の時間が長いように戦力を入れ替えないといけないという。他球団から魅力のある選手が一気に出てくると思うんですね。いよいよそういうところになっていまして。実際に、まだできるんじゃないかという選手がリリースされて、他球団でチャンスを求めないといけない状況に今のタイガースはなっています。これはアメリカでは当然だし、できるチャンスがあるうちに、できるチャンスがある選手が他球団でプレーするという。板山選手もそうですよね。そういう球団にしたいし、なるべきだと思います。フリーエージェントも同様で、僕自身もフリーエージェントで海外に出ていますから、残ってくれという思いは当然あります。だけど、その評価っていうのは今まで頑張ってきた個人の評価なので。FAできない、残念ながらこのチームに尽くすしかないという感情にはなってほしくないので。本気で自分の権利を全うしてみたらって。その中で本当に必要であれば、分かるだろうし、僕と一緒に野球をしたかったら、僕も一緒にプレーしているんでね、飛び込んでくれるだろうし。出ないといけないのであれば、出るんですけど。まず大人なので。せっかく大人の第一歩ですからね、判断を待ちたいし。と、表上ではさせておいて下さい(笑い)」

―藤川監督が目指すものは

「そりゃあ目指すものは、勝ちにいきます。当然、勝ちにいきます。なので、プライベートで僕のことを知っている選手たちもいますけど、僕のオンとオフがあるのはみんな分かっているので、そこは今度一緒にやっていく首脳陣の方々、球団の方々も理解していて。僕は使い分けはしません。監督として、みなさんと向き合います。選手たち、みなさん迷うのでね。これは仕事という部分では非常に難しくて、アメリカナイズでしたらうまくいきそうなんですけど、実際はアメリカでも難しいんです。なので、迷わせないのが重要ですから、この部分では、兄貴分というところではコーチも幾数名かいますから、そこでも担当分けしながら、みんなで主体的に動いてもらって、それを吸い上げる形で決断を下して、グラウンドで最高のものをだして他球団と勝負する。それまではまだ、今は計画、準備中で、まだ実行には至ってないですけど、そんな段階ですね」

―監督として戻ってくることを待っていたファンにメッセージを

「本当に選手の間から4年が経ちました。その4年間の間もSNS等々で本当にお世話になりましたし、タイガースファンだけにかかわらず、たくさんの人と出会うことができて、社会人として大きな勉強をすることができました。なので、僕の中では経験こそ財産と、今回も学びました。なので、まっすぐ愚直に真心を込めて、このチームを預からせて頂いて、ともにタイガースの日本一を続けていきたいし、岡田監督が残した思い、OBの方々が89年間残してきた思いをつないで、僕はまたつないでいかないといけないと思うので。任された期間、全うするので、みなさんも、おじいちゃんおばあちゃん、それからお子さんを連れて球場に来て、テレビの前でもラジオを聞いていても、新聞読んでも、おもしろいなと言われるチームを作りに行きます。ぜひ応援よろしくお願いします」

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