◆北中米W杯アジア最終予選▽第4戦 日本1―1オーストラリア(15日・埼玉スタジアム)
日本はオーストラリアと1―1で引き分けた。得点はどちらもオウンゴール。
採点と寸評は以下の通り。
森保一監督【5・5】このチーム最大の懸念は、遠藤と守田が鉄壁すぎて、どちらかが欠けた場合のシミュレーションできていないことかもしれない
GK鈴木彩艶【6・0】失点シーンは防ぎようなし。被シュートはほとんどなかっただけに悔やまれるが
DF板倉滉【7・0】ショルツかと。外国人DFのような思い切りと強さ。成長を感じた
DF谷口彰悟【5・0】痛恨のオウンゴール。難しい処理にはなったが…。配球、対人対応ともに安定していただけに悔やまれる
DF町田浩樹【6・0】相手に前を向かせず、守備面では危なげなし
MF守田英正【6・0】守田が遠藤の穴を埋め、守田の穴を田中が埋める構図に。どちらかと言えば「いつもの守田」の不在が響いた
MF田中碧【5・5】目立つミスはなかったが「らしさ」もなかったのが実際のところ
MF堂安律【5・5】久保とのコンビネーションは光るものがあったが、連動しただけであって「その先」はなし。無念の1番手交代
MF三笘薫【5・5】切り裂く回数は多かったが、中に人数を割いた豪州の壁に屈する
MF南野拓実【5・5】ヘディングシュートは枠外へ。シュートシーンが作れなかった
MF久保建英【5・5】らしくないボールロストもあり、得点に絡むことはできず。左利き2人が並ぶ悪い部分が出た印象
FW上田綺世【5・5】相手CBに負けたというわけではなかったが、これまでのような好機演出、決定力発揮はならず
MF伊東純也【6・0】後半17分IN。1度目の縦突破で対策されたが、中央や左でも存在感
MF鎌田大地【6・0】後半25分IN。「周りを生かす」タイプがいなかったのだなと、鎌田投入後の整理されたピッチを見て気づく
FW中村敬斗【7・0】後半25分IN。鋭い突破でオウンゴール誘発。仕事を果たす
FW小川航基【―】後半38分IN。出場時間短く採点なし
※平均は5・5~6・0点。