◆米大リーグ ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ヤンキース―ガーディアンズ(15日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)
ヤンキースのA・ジャッジ外野手が、屈辱の敬遠策からの満塁機で意地の犠飛を放った。
1―0で迎えた2回、バードゥーゴの適時二塁打で1点を追加し、なお1死二、三塁。ポストシーズン打率3割8分9厘のソトの打順で、ガーディアンズは申告敬遠し、ジャッジとの勝負を選んだ。ジャッジは2番手投手スミスとの対決で中堅へ犠飛を放ち、チームに3点目をもたらした。
初回にもジャッジは無死一、二塁の先制チャンスで遊飛だったが、落球しオールセーフ。三塁から生還し、先制に成功した。
ワールドシリーズ優勝経験がないジャッジは今ポストシーズンで前日まで16打数2安打0アーチ。キャリア通算でもポストシーズンは50試合で打率2割3厘、13アーチと物足りない数字にとどまっている。