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ヤンキースのジャッジついに今ポストシーズン1号、ルースに1本差に迫る通算14号…敬遠で満塁勝負の屈辱も

スポーツ報知 2024年10月16日 11時38分

◆米大リーグ ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ヤンキース―ガーディアンズ(15日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ヤンキースのA・ジャッジ外野手が、今ポストシーズン6戦目で待望の1号本塁打を放った。

 4―2で迎えた7回1死一塁で、7番手ガディスから、外角高めストライクギリギリの直球をフルスイング。バックスクリーン右に放り込んだ。打球速度111・3マイル(179・1キロ)、飛距離414フィート(126・2メートル)、打球角度37度の当たりだった。ヤンキースタジアムに詰めかけたファンから割れるような声援が上がった。

 屈辱の敬遠策を味わった。1―0で迎えた2回、バードゥーゴの適時二塁打で1点を追加し、なお1死二、三塁。ポストシーズン打率3割8分9厘のソトの打順で、ガーディアンズは申告敬遠し、ジャッジとの勝負を選んだ。ジャッジは2番手投手スミスとの対決で中堅へ犠飛を放ち、チームに3点目をもたらした。

 初回にもジャッジは無死一、二塁の先制チャンスで遊飛だったが、落球でオールセーフ。三塁から生還し、先制に成功した。

 ワールドシリーズ優勝経験がないジャッジは今ポストシーズンで前日まで16打数2安打0アーチ。キャリア通算でもポストシーズンは50試合で打率2割3厘、13アーチと物足りない数字にとどまっていたが、待ちに待った一発が飛び出した。ポストシーズン通算14号は、球団史上5位。同4位のベーブ・ルースに1本差に迫った。

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