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力石政法がIBF世界王座奪取の兄・矢吹正道に刺激「1回からぶん回して倒す」大橋ジム移籍初戦へ前日計量パス

スポーツ報知 2024年10月16日 17時31分

◆プロボクシング ▽契約体重61・0キロ以下10回戦 力石政法―アルネル・バコナヘ(17日、東京・後楽園ホール)

 IBF世界スーパーフェザー級3位の力石政法(大橋)が16日、都内で契約体重61・0キロ以下10回戦(17日、東京・後楽園ホール)の前日計量を行った。60・8キロで1発パス。大橋ジム移籍後初の試合へ向け「自分の能力をどれぐらい試合で生かせるようになったのか、自分でもワクワクしています」と好調をアピールした。相手のアルネル・バコナヘ(フィリピン)も60・5キロでパスした。

 兄の矢吹正道(LUSH緑)が12日、IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチで王者のシベナティ・ノンシンガ(南アフリカ)を9回TKOで破り、2年7か月ぶりの世界王座返り咲きを果たした。「めっちゃ刺激をもらいましたね。僕も負けてらんないな、みたいな。1ラウンドから振り回します」と笑顔を見せた。

 WBCシルバー・スーパーフェザー級王者(日本未公認)の力石はWBC6位、WBO8位と3団体で世界ランク入りしている。世界戦挑戦への「最良の道」としてLUSH緑から大橋ジムに移籍。2か月半前からは名古屋から横浜に拠点を移して練習を行っている。当初は2拠点で過ごしていく予定だったが「住みやすいし、友達がいなくて寂しいの以外は横浜の方が充実している」と今後は基本的に横浜で生活していくことを決めた。

 「世界チャンピオンにいつでもなれるだろうみたいな期待をさせる勝ち方で圧勝して、誰もが認める内容でKOにこだわって、1回からぶん回します」。兄もセコンドに付く予定の”世界前哨戦”に完勝して世界への扉を開く。

 ともに30歳の2人の戦績は力石が15勝(10KO)1敗、バコナヘは17勝(12KO)8敗。

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