Infoseek 楽天

12月12日東洋太平洋王者・中嶋一輝に辰吉丈一郎の次男・寿以輝が挑む「親父もここで取ってる」聖地・後楽園ホールでの初タイトル奪取狙う

スポーツ報知 2024年10月16日 17時50分

 プロボクシングの大橋ジムは16日、都内で「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 126」(12月12日、東京・後楽園ホール)の対戦カードを発表した。メインイベントは東洋太平洋スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ。2度目の防衛に臨む王者の中嶋一輝(大橋)に元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎の次男で同級7位の辰吉寿以輝(大阪帝拳)が挑む。

 会見に出席した中嶋は「注目されるのはうれしい。世界チャンピオンの息子に敬意を持って倒したい」とKO宣言。調子も良く、大阪で抜群の人気を誇る寿以輝を破って、全国区の王者になることを目指す。

 一方の寿以輝は「親父もここで取ってるんで、僕もここでしっかり取りたい」。父がデビュー4戦目で岡部繁(セキ)に4回KO勝ちして日本バンタム級王者となった”ボクシングの聖地”後楽園ホールでの王座奪取を誓った。

 セミファイナルは日本ウエルター級(66・6キロ以下)タイトルマッチ。王者のセムジュ・デビッド(中日)が同級1位の小畑武尊(ダッシュ東保)を迎え撃つ。

 そのほか、日本ユース・スーパーバンタム級王座決定戦で山﨑裕生(大橋)と武藤涼太(松田)がマッチアップ。フライ級(50・8キロ以下)8回戦で田中将吾(大橋)とナッツァポン・マノノム(タイ)、ライトフライ級(48・9キロ以下)6回戦で瀬筒陸斗(M・T)が上蔀哲汰(S&K)、ウエルター級(66・6キロ以下)6回戦で山本諒真(DANGAN)がチェ•テワン(韓国)と対戦する。

 戦績は31歳の中嶋が16勝(13KO)2敗1分け、28歳の辰吉が16勝(10KO)1分け。

 31歳のセムジュが6勝(4KO)1敗、26歳の小畑が14勝(6KO)6敗1分け。

 23歳の山﨑が4勝(4KO)、19歳の武藤が6勝(4KO)1敗1分け。

 22歳の田中が1勝、マノノムが3勝(3KO)1敗。

 19歳の瀬筒が3勝(3KO)、21歳の上蔀が5勝(2KO)1分。

 21歳の山本が3勝(3KO)2敗、チェが3勝(2KO)4敗。

この記事の関連ニュース