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【阪神】新監督の地元・高知秋季キャンプで球児フィーバー起こす!5年ぶり実戦導入で「みんなに喜んでほしい」

スポーツ報知 2024年10月17日 5時0分

 阪神・藤川球児監督(44)が16日、地元高知・安芸での秋季キャンプでフィーバーを巻き起こすことを予告した。週末にファンサービスを兼ねて実戦を組むことを明言。「地元のみんなに喜んでほしいし、関西からも行ける場所なので、フィーバーを起こしてほしい。ファンの方に楽しんでもらえるように、実戦もやろうと思っていますから。決して選手たちに無理のないように」と想像を膨らませた。

 秋季キャンプの実戦となれば、19年以来5年ぶりだ。「僕自身はプレーを実際見たことがない。そこで見ていくことで(選手に)スイッチも入るだろうし、意思の疎通ですね。ここが一番大事」。当然、若虎たちには貴重なアピールの場で「若手選手の活躍はファンの方にとってもすごく大事なところ」と期待を寄せた。15年に四国アイランドリーグplusの高知でもプレーした球団初の高知県出身監督にとって、一石二鳥の貴重な機会となりそうだ。

 この日は西宮市内の球団事務所を訪れ、24日のドラフト会議に向けたリストアップ選手の報告を受けるなど約4時間の会談。「たくさん素晴らしい選手がいた」と振り返った藤川監督は、17日から1泊2日の弾丸ツアーでみやざきフェニックス・リーグも視察する。

 「自分がしっかり見ていかないと人任せにはできない。そういう仕事なので期待の目ですね。いいとこ見つけようかと思って行きます」。就任早々、一分一秒を無駄にせず、精力的に動いていく。(小松 真也)

 ◆高知での球児フィーバー 2015年6月20日、独立リーグ・四国アイランドリーグplusの高知に入団した藤川球児が、香川・徳島の連合チームとのオープン戦(高知市営)に先発した。国内での登板は、12年9月15日の巨人戦(東京D)以来、1008日ぶり。高知の主催試合ではリーグ発足後、最多の2865人が詰めかけた。大歓声に迎えられた球児は「これだけ応援してもらえる環境で、周りの人に支えられて野球ができている。それは甲子園でも高知の球場でも同じこと」と感謝した。

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