◆2024 パーソルクライマックスシリーズ パ・ファイナルステージ第1戦 ソフトバンク5―2日本ハム(16日・みずほペイペイドーム福岡)
ソフトバンクが日本ハムに先勝し、対戦成績を2勝0敗(アドバンテージ1勝)とした。「6番・遊撃」で出場した今宮健太内野手は本塁打を含む3安打1打点と躍動した。
2―1の4回、先頭で打席に立ち、左越えに自身CS通算7本目となるソロ本塁打。歴代7位タイに並ぶ一発で、チームに3点目の追加点ををもたらした今宮は、お立ち台で「初球、思い切ってスイングしよう、と。ファンの皆さんの声援で、テラスまで行きました」と白い歯をこぼした。
19年のCSでは、西武との最終S第4戦(メットライフドーム)で1試合3本塁打を放つなど、ポストシーズンでは無類の勝負強さを発揮する今宮。この日の一発で、CSでの通算打点は、チームメートの中村晃やOBの松田宣浩氏に並ぶ19となった。
しかし、「そこの(意識は)ないですね。そのへんは全然ない」とキッパリ。「後ろに回すことが自分の一番の仕事。明日からまた、切り替えてやっていきたい」と、連勝に力を込めた。