「琉球最後のユタ」(ユタ=沖縄地方で活動するシャーマン)として数々の著名人を鑑定したHALが、18日にミニアルバム「大丈夫さ」を配信リリースする。
同アルバムには「希望の空へ」「Myself」「Say me」「大丈夫さ」「約束」の5曲を収録。夕暮れの黄昏(たそがれ)をイメージして制作された。その情景が混沌(こんとん)とした現代社会を表している―というところから、暗い時代に希望を感じられる作品作りを目指した。
HALは「音楽のアルバムは、写真のアルバムと同じく、その時代に、自分がどんなふうな顔をしていたかを写しているものであり、泣いたり、笑ったり、悩んだり…アルバムは、その瞬間瞬間を切り取られたライブであり、音楽も同じくライブです」と説明。「そのように時代を切り取るから、多くの人々の心に残るものになっていくと考えています。このミニアルバムも、夕方の黄昏時というシーンと今という時代を照らし合わせ、『大丈夫さ』というタイトルにしました」とコメントした。
HALは600年前の琉球王朝時代から続く正統なユタ(沖縄地方で活動するシャーマン、霊媒師)の家系に生まれた“伝説のユタ”。沖縄では年間1万人、累計20万人以上のカウンセリングを行ってきた。