ハリケーン・ミルトンにより、レイズ本拠のドーム球場、トロピカーナフィールドの屋根が吹き飛ばされた問題で、地元紙タンパベイ・タイムズは15日(日本時間16日)に同球場で来季開幕戦(3月27日)ができないと報じた。
球団は数週間内に対応策を発表する方針という。
屋根が飛ばされただけでなく、屋根を支える支柱への損害も確認が必要。4階の球団オフィスは風雨にさらされている状態と報じた。
レイズは28年に隣接地に新球場をオープン予定。そのため修理が完了するまで数か月を他球場で開催するか、修理を放棄して新球場オープンまで、他球場を借りるかが最初の問題。その借りる球場も近隣マイナーリーグか、他球団のスプリングトレーニング球場か、マイアミのマーリンズの本拠を間借りするか、など。球場を借りる場合はすべて改修工事が必要な上に、収容人数の少なさが問題。マーリンズ本拠を借りる場合には、49日で試合日程が被っており、異なるカードのダブルヘッダーを組む必要がある。
同紙は仮本拠の候補としてダーラム、シャーロット、プエルトリコのサンフアンを挙げている。