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大谷翔平、2球連続で自打球の珍事に苦笑い 第4打席も空振り三振でPSの走者なしは25打席無安打に

スポーツ報知 2024年10月17日 11時9分

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ メッツ―ドジャース(16日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、リーグ優勝決定シリーズ(4戦先勝)第3戦の敵地・メッツ戦に「1番・DH」で先発出場。4点リードの6回2死の第4打席は元西武の2番手右腕・ギャレットの前に空振り三振に倒れた。1球目は右足つま先、2球目は右太もも内側に連続で自打球が当たり、思わず苦笑い。3球目の低めのカットボールにバットが空を切った。

 メッツ先発はL・セベリーノ投手(30)だった。今季レギュラーシーズンでの対戦はなかったが、エンゼルス時代は通算6打数3安打の打率5割、1本塁打と得意にしていた。右腕は前日会見で、地区シリーズで大谷を計6打数無安打に封じたダルビッシュ(パドレス)の投球を参考にする考えを明かしており、この日は初回先頭の第1打席は一ゴロ、3回先頭の第2打席は四球、5回先頭の第3打席は右飛と攻略できなかった。

 大谷はポストシーズン(PS)に入り、この日の第3打席まで走者なしの場面では21打数無安打3四球と24打席ノーヒットだったが、25打席目も快音は生まれず。前日の会見では「感覚自体は悪くないと思っている」と明かし、「大きく変えるよりはシーズン中に良かったポイントをしっかりと継続していくというのがこの短期においては、結果を残していく上で大事かなと思う」と話していた。試合開始時の気温は11度。試合前のスタメン紹介からブーイングも飛んだが、寒さとともに吹き飛ばしたいところだ。

 大谷はレギュラーシーズンでは54本塁打、130打点で2冠に輝き、打率3割1分、59盗塁はリーグ2位と圧巻の成績を残した。目標のワールドシリーズ制覇に向けて残り7勝。ここからが本領発揮となるか。

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