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「美 少年」佐藤龍我「心つかんで震わせられるように」、役との共通点は「すぐにカーッとムキになるところ」

スポーツ報知 2024年10月17日 12時26分

 アニメ映画「君の名は。」「すずめの戸締まり」の新海誠監督の初長編アニメ映画「雲のむこう、約束の場所」(2004年)の公開20周年リーディングオーケストラコンサートの製作記者会見が17日、都内で行われ、「美 少年」の佐藤龍我、歌手の鈴木愛理、大原櫻子が出席した。

 2018年に舞台化もされた同作を、出演者によるリーディング、映画の名シーンの映像、オーケストラアレンジされた原作音楽を融合した公演。音楽監修を務めた松任谷正隆氏が、テーマ曲を書き下ろした。

 藤沢浩紀役で主演する佐藤は「ビックリですよね。主演なんですけど、みんなが主演という気持ち。皆さんの心をグッとつかんで、心を震わせられるようにしたい。人見知りなので皆さんと会話をできるように。(共演者が)気軽に話せる座長になりたいです」。メンバーの反応を聞かれ「リーディング(の作品)は今年2回目なんですけど、(メンバーから)『またリーディングやるの?』『リーディング俳優やん!』って言われました。前回よりレベルアップした自分を見せられるように頑張ります」と意気込んだ。

 「家族が全員が好き」という新海作品。役どころについて「性格が子どもっぽい。すぐにカーッとムキになるところは僕に似ているなと思います。その反面、覚悟を決めたことはブレずに突き通すところは、男として格好いいなと思います」。60人のオーケストラを従えてのリーディング。「初めてのことで緊張するけど、朗読と歌と演奏を奏でて、皆さんの心をつかめるようなコンサートにしたい。一生懸命頑張ります」と話した。

 同コンサートは11月5、6日に東京・すみだトリフォニーホール(3公演)、同20日に大阪・NHK大阪ホール(2公演)で開催。公開記念日の20日には、全国32か所の映画館でライブビューイングが行われる。

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