Infoseek 楽天

3位の町田・黒田剛監督 逆転優勝へ「一切ぶれずにやる。監督がぶれることが一番問題」…19日に柏戦

スポーツ報知 2024年10月17日 13時15分

 町田の黒田剛監督が17日、約2週間ぶりのリーグ戦再開となる柏戦(19日・三協F柏)に向けて取材に応じた。前々節の広島戦、前節の川崎戦と敗れ、23年に黒田監督が就任して以来、初の連敗を喫して3位に後退。優勝争い生き残りへ、負けられない一戦に向け「一切ぶれずにやる。1つ連敗をしたからといって、自分たちがぶれぶれになることはすごく無駄だし、監督がぶれることが一番問題だと思う。町田らしく、我々が一番このメンバーで強いサッカーと言われるものを見いだし、もう一度戦いたい」と話した。

 J1初年度の今季、リーグ最少失点タイ(G大阪と並ぶ28点)の守備をベースに優勝争いに食い込んできたが、ここ2連敗中は計6失点。中断期間は守備コンセプトの確認作業などを行った。「3か月間首位で来たから、(選手たちは)精神的にも疲れているし、慣れていなかった。柔軟に頭、体を休ませ、もう一度向き合う時間があった方がよかった。深呼吸する時間があったことは、我々にとってすごくいい時間になった」と中断期間を振り返った。

 残りは5試合。これまで首位に立っていた間は、優勝という言葉を使わずにきた。しかし「もう隠してもしょうがない。優勝を目指さずして、2位も3位もない。まだ我々には手の届くところに優勝がある。自分たちで声を出して、それに則した取り組み、日常を実践できれば、おのずとパフォーマンスは上がってくる」。逆転優勝へ、最後のギアを上げる作業に入った。

この記事の関連ニュース