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西田敏行さん、代表作「釣りバカ日誌」は21年間で22作の人気シリーズに

スポーツ報知 2024年10月17日 14時49分

 数多くのドラマ、映画などで活躍した俳優の西田敏行(にしだ・としゆき)さんが東京都世田谷区内の自宅で死去したことが17日、分かった。76歳だった。

 西田さんの代表作が映画「釣りバカ日誌」シリーズだった。鈴木建設の万年ヒラ社員、ハマさんこと浜崎伝助(西田さん)と、同社の社長でスーさんこと鈴木一之助(三國連太郎さん)が、釣りを通じて社内での立場を越えた奇妙な友情を築き上げていく様子をユーモラスに描いた作品。1979年から小学館「ビッグコミックオリジナル」で連載されたコミックが原作で、1988年に初めて映画化された。

 「男はつらいよ」などで知られる山田洋次氏が脚本を担当。当初は「男は―」と同時上映だったが、バブル景気やゼネコン疑惑などその当時の社会問題も作品に反映させると、だんだんと注目を集め、松竹を代表する人気シリーズに成長。2009年の第22作まで、ほぼ毎年1本のペースで製作された。ハマちゃんの妻・みち子役は7作目までを石田えりが演じ、8作目からは浅田美代子が演じている。

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