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【ソフトバンク】23分の23 突破率100%!近藤健介弾&山川穂高弾弾で4年ぶり日本シリーズ王手

スポーツ報知 2024年10月17日 21時18分

◆2024 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファイナルステージ 第2戦 ソフトバンク7―2日本ハム(17日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが2連勝で対戦成績を3勝0敗(アドバンテージ1勝含む)とし、4年ぶりの日本シリーズ進出へ王手をかけた。18日も勝利して、2015年(アドバンテージ1勝+3連勝)、20年(アドバンテージ1勝+2連勝)以来のスイープで突破を決める。

 みずほペイペイでのCSは、2019年ファイナルS第2戦目から8連勝となった。また、過去にCS(プレーオフ含む)で無敗のまま王手をかけたケースでは、昨年の阪神まで23チーム全て日本シリーズ出場している(4勝先勝制14度、3勝先勝制9度)。つまり突破率は100%だ。

 先発モイネロが初回に1点を失った。だがその裏、9月29日の対戦(エスコン)で加藤貴を3打数2安打1本塁打と打ち崩し、この日も「1番・二塁」に入ったダウンズが、左前打で出塁。好相性を見せつけた。柳田の投ゴロで1死二塁。2死後、山川が同点の左前適時打を放つと、近藤は初球の直球を右翼席に運ぶ勝ち越し2ラン。「いい集中力で自分のバッティングができました。勝ち越すホームランと、いい展開にもってくることができて良かったです」と白い歯を見せた。

 2回は、日本ハムが松本剛の中犠飛、ソフトバンクも周東の右犠飛で1点ずつ加点。2点リードのまま迎えた5回、2死から山川が3番手・宮西のチェンジアップをとらえ、左翼テラス席に運ぶ連夜のソロアーチを放った。「バットの先でしたが、しっかりと自分のスイングができた結果だと思います。大きい追加点を取ることができて良かったです」と甲高い声で「どすこい」を決めた。山川は4点リードの7回にも先頭で福島の初球を左翼テラス的に叩き込む2打席連続本塁打。CS2試合で3本塁打5打点の大暴れとなった。

 先発のモイネロは、立ち上がりこそ不安定だったが、3回以降は日本ハム打線をゼロに抑え、6回8安打2失点でマウンドを降りた。

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