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西田敏行さん死去 報道から一夜明けても追悼止まず…仲間由紀恵は絶句「言葉がでてきません」広瀬アリス、宮沢氷魚も

スポーツ報知 2024年10月18日 10時1分

 俳優の西田敏行(にしだ・としゆき)さん(享年76)が東京都世田谷区の自宅で死去したことを受け、報道から一夜明けた18日も俳優から追悼が相次いだ。

 女優の仲間由紀恵は、主演を務めた2006年のNHK大河ドラマ「功名が辻」で西田さんと共演。インスタグラムで空の写真をアップし「突然の訃報に、言葉がでてきません」と絶句。「西田敏行さん、あたたかく優しい本当に本当に素敵な先輩でした。笑顔の優しいお顔が、思い出されます。寂しいです。どうか、ゆっくりお休みください」と言葉を絞り出した。

 ドラマ「釣りバカ日誌」シリーズで共演した広瀬アリスは未明にX(旧ツイッター)を更新。「まだ私が捻(ひね)くれていて暗黒期と呼んでいた時期に釣りバカ日誌でご一緒して地面ばかり見ていた私にお芝居って楽しいよ、こうするとどんどん楽しくなっていくよと真正面から教えてくださったのが西田さんでした。何か作品に出るたびに連絡くださって、アリスちゃんは最高なコメディエンヌだね!って9年前から変わらず、ずっと言ってくださいました。言われた当初はピンと来なかったけど今となってはコメディーが私の強みでもあって、今の私があるのは西田さんの存在があったからです。私を救ってくださいました」と感謝。「突然の事で信じられないですし悲しいって言葉では表せない程落ち込んでいますが今私ができることは笑顔でお仕事を続けることです。コツコツと頑張るのみです。きっと見ててくれると思うので。スーさん。どんな時も優しく包み込んでくださってありがとうございました。とても感謝しています。心よりご冥福をお祈りいたします」と突然の別れを惜しんだ。

 1998年の映画「釣りバカ日誌10」にゲスト出演した金子賢はインスタグラムで「R.I.P 西田敏行さん 若い時からずっと『賢ちゃんまたやろうね』っていつも言ってくれてましたね、嬉しかったです」とつづり、西田さんとの写真を掲載。「1週間前も元気なお姿を見てたので残念です」と明かし、「優しい先輩ありがとうございました」と伝えた。

 今年放送されたTBS系「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(TBS系)で共演した宮沢氷魚は、インスタグラムで2ショットを掲載し「まだ信じられません」とぼう然。「西田さんと撮影2日目に、突然『大ちゃん、このシーンのセリフ歌っちゃおうよ』と提案してくださり、『大ちゃん行ってらっしゃい〜♪♪』、『おじいちゃん行ってきます〜♪♪』と、うたカフェの前から見送ってくれるシーンになりました。楽しすぎてずっと笑いがとまりませんでした」と撮影裏話を明かし「西田さんが現場にいらっしゃると、その場が一瞬にして明るくなり、自然と笑顔と笑いに包まれていました。カメラが回っていない時も、たくさんお話をさせて頂き、役を通り越して本当におじいちゃんと孫のような気持ちになっていました。そんな大好きな西田さんに会えないのはとても悲しいです。でも、西田さんが残してくれたたくさんの楽しい思い出と時間を宝物にします。僕と大ちゃんが大好きなおじいちゃん、本当にありがとう!」と感謝をつづった。

 俳優の要潤はインスタグラムで、西田さんと撮影した写真を投稿し「西田さんが旅立たれました。昨年お会いした時は変わらずお元気で、芝居も変わらずナチュラルで、待ち時間には口笛を吹きながら、皆の緊張を和らげてくださっていました」と回顧。「『要くんとはもう何回も共演してるね。』と、僕なんかの事を覚えてくださっていた時には本当に感激しました。心よりご冥福をお祈りします。。」と追悼した。

 13年の大河ドラマ「八重の桜」や、主演した「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」で共演歴のある西島秀俊は17日深夜にインスタグラムを投稿。「ショックです。あまりに急な事に言葉もありません」と書き出し、「西田さんが演じる事でなにげないシーンが生き生きと輝き出すのを、いつも魔法を見ているような気持ちで見ていました。誰に対しても優しい、大きな方でした。もっともっと会いたかった。色々な話を聞きたかった。本当に残念でなりません。ご冥福をお祈り申し上げます」と悲しんだ。

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