Infoseek 楽天

勝てばワールドシリーズ進出王手のドジャース 大谷翔平が先頭弾&勝ち越し起点…山本由伸4者連続奪三振

スポーツ報知 2024年10月18日 10時5分

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 メッツ―ドジャース(17日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、4戦先勝のリーグ優勝決定シリーズ第4戦、敵地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目に、ポストシーズン(PS)では自身初の先頭打者本塁打を放った(レギュラーシーズンで今季6本、米通算12本)。PS初の2戦連発で、前日の5打席目から2打席連続弾となる3号ソロでいきなり試合を動かした。

 試合開始直後に鮮やかなアーチを描いた。現地時間午後8時9分のプレーボール直後。気温12度という肌寒い中で大谷は1ボールからの2球目を捉えた。先発左腕・キンタナの90・8マイル(約146・1キロ)シンカーをはじき返すと、打球速度117・8マイル(約189・6キロ)、打球角度22度、飛距離422フィート(約128・6メートル)で右中間の敵軍ブルペンに飛び込んでいった。PSで先頭打者本塁打を放つのは、日本人選手史上初の快挙だ。

 先発した山本由伸投手(26)は1点のリードをもらった直後の1回裏に1死からビエントスに同点ソロを浴びたが、1回1死からイニングをまたいで4者連続三振を奪うなど、2回までの6個のアウトのうち、5個を三振で奪う上々の立ち上がりを見せた。

 すると同点の3回には1死走者なしから大谷が四球で出塁すると2死一、二塁でエドマンの左中間への適時二塁打で大谷が勝ち越しのホームを踏み、E・ヘルナンデスの遊撃への適時内野安打でさらに1点を追加。大谷が起点となって2点を勝ち越した。

 パドレスとの地区シリーズを1勝2敗からの2連勝で3勝2敗として逆転で勝ち上がったドジャース。メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは1勝1敗の第3戦は、大谷のダメ押し3ランなどで8―0と快勝して2勝1敗として第4戦を迎えた。この試合で勝つと、リーグ優勝決定シリーズ突破とワールドシリーズ進出へ王手をかける。

この記事の関連ニュース